首イボはどう治す?病院で行われる主な治療方法とは

首イボはそれほど珍しい疾患ではないため、できてしまっても放置しているというかたは珍しくありません。しかし、見た目を著しく損なうことから、綺麗に治したいというかたは早めに皮膚科や美容外科などに受診することをおすすめします。
そこで主に行われている治療方法は、液体窒素を使った冷凍療法とレーザーによる除去です。

液体窒素によるポピュラーな首イボ治療

首イボを取り除く方法として、5mm以下のサイズの小さなものに関しては多くの病院で液体窒素による冷凍療法をすすめています。マイナス200度にもなる液体窒素を患部に当て、イボの組織を壊死させて取り除くという方法です。
液体窒素によって意図的に低温火傷を負わせるような状態になるため、治療には痛みを生じてしまいますが、浸すのは数十秒ほどで我慢が利かないほどではありません。治療から10日前後でかさぶたになったイボがポロリと取れ、新しい皮膚が再生すればほぼ痕は残りません。ただし、再発の可能性が0ではないため、その後のスキンケアを徹底することが大切になります。

綺麗に治るレーザー治療

炭酸ガスレーザーを使った首イボ治療は、美容外科を中心に施術が行われています。患部にレーザーを当てることでイボ内部の水分に反応させ、瞬間的に発生させた熱エネルギーによって、水分とイボの組織を一緒に蒸発させるというの方法です。
局所麻酔を利用することになるので痛みがない上、イボ1つに対する施術に時間がかかりません。治療を行ってから1週間ほどで綺麗に完治する方法で、再発をしにくいとして評判となっています。

治療費による注意点

治療方法を選ぶ際に注意したいのが、保険が適用されるかという点です。皮膚科で主に行われている液体窒素を使った治療は確実に保険適用されますので、お金をかけずにイボを治したい場合におすすめします。
しかし、痛みもなく綺麗に治せるレーザー治療の場合、美容目的による施術と判断されてほぼ保険適用外となっています。昨今では導入している病院が増えてきて徐々に保険が使える範囲も広がりましたが、治療方法による保険適用の有無はくれぐれも事前確認を怠らないように気をつけましょう。

関連する記事

カテゴリー: 対処法 パーマリンク